光回線の料金を比較|2年総額でみた実質月額

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光回線の料金は、月額を並べただけでは順位が決まりません。事務手数料、工事費の分割、キャッシュバックの受取時期まで入れて、はじめて実際に払う額が見えます。この記事では今回比較した光回線4社について、「月額×24ヶ月+事務手数料+工事費の扱い−キャッシュバック」で2年総額を出し、その計算過程をそのまま表にしました(2026年8月20日・21日確認)。料金改定を予告している回線もあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。

結論|2年総額に直すと、月額の並び順は入れ替わる

結論から示します。下の実質月額は、2年総額を24で割った編集部の単純計算です(公式が「実質月額」として出している数字ではありません)。

回線 マンションの実質月額 戸建ての実質月額 契約期間
GMOとくとくBB光(GMO光アクセス) 約4,219円 約5,319円 縛りなし/違約金0円
ドコモ光×GMOとくとくBB 約4,169円 約5,489円 2年定期契約
BIGLOBE光 約3,057円 約4,157円 1ギガは3年
ソフトバンク光 約3,506円 約5,046円 2年自動更新

数字だけを見るとBIGLOBE光とソフトバンク光が下に来ます。ただしこの2社は安く見える理由が総額の外側にあります。BIGLOBE光の1ギガは3年契約なので、2年ちょうどでやめると違約金と工事費の残債が乗ります。ソフトバンク光の額は「おうち割 光セット」適用時の割引を含んだもので、さらに2026年12月1日から月額が一律330円上がると公式に告知されています。

契約期間の縛りを持たずに2年総額を確定できるという意味では、GMOとくとくBB光(GMO光アクセス)が扱いやすい形です。縛りなし・解約違約金0円なので、途中でやめても総額が跳ね上がりません。

GMOとくとくBB光の料金を公式サイトで見る 口コミを見てみる

2年総額の出し方|4つの要素に分けて足す

比較の式は単純です。ただし各社で「どこに費用が隠れるか」が違うため、要素を分けて確認します。

①月額×24ヶ月|土台になる数字

1ギガの月額(税込)は、マンションでGMO光アクセス4,290円、ドコモ光4,400円、BIGLOBE光4,378円、ソフトバンク光4,180円。戸建てはGMO光アクセス5,390円、ドコモ光5,720円、BIGLOBE光5,478円、ソフトバンク光5,720円です。ここだけを見た差は月に数百円ですが、24ヶ月では1万円前後に広がります。割引を除いた素の額の比べ方は月額料金の比較で扱っています。

②事務手数料|3,300円と4,950円の2種類がある

初月にかかる契約事務手数料は、GMO光アクセスとBIGLOBE光(1ギガ・回線新規)が3,300円、ドコモ光とソフトバンク光が4,950円です。1回きりの費用ですが、2年総額では1,650円の差として最後まで残ります。

③工事費の「実質無料」|分割を使い切るまで無料にならない

各社とも工事費は分割払いにして、同額を毎月の料金から差し引く方式です。分割の回数が契約年数より長いと、2年でやめたときに残債が請求されます。GMO光アクセスとBIGLOBE光の1ギガは36回、ソフトバンク光は24回(工事費割引の条件は「課金開始月を1ヶ月目として31ヶ月目まで利用」と明記)です。工事費の一括額は、GMO光アクセスが集合住宅25,300円・戸建て26,400円、BIGLOBE光が屋内配線を新設する場合28,600円、ソフトバンク光が立ち会い工事ありで47,520円、ドコモ光が28,600円となっています。

④キャッシュバック|24ヶ月以内に受け取れるかで扱いが変わる

今回の総額には、オプション加入を必要としない基本のキャッシュバックだけを入れました。GMO光アクセスは全員対象の5,000円、ドコモ光は回線のみ申込の10,500円、BIGLOBE光は1ギガ3年プランの35,000円です。ソフトバンク光は月額割引型の「超おうち応援割」(1ギガで880円×25ヶ月)を24ヶ月分だけ反映しています。受取時期と失効の条件は回線ごとに違うため、キャッシュバックの受取条件を先に読んでおくと取りこぼしを防げます。

計算過程の全体表|どこで差がついたか

上の4要素を、そのまま並べた表です(金額はすべて税込、1ギガプラン)。

回線 月額×24ヶ月 事務手数料 差し引く特典 2年総額 実質月額
GMO光アクセス(マンション) 102,960円 3,300円 −5,000円 101,260円 約4,219円
ドコモ光(マンション) 105,600円 4,950円 −10,500円 100,050円 約4,169円
BIGLOBE光(マンション) 105,072円 3,300円 −35,000円 73,372円 約3,057円
ソフトバンク光(マンション) 100,320円 4,950円 −21,120円 84,150円 約3,506円
GMO光アクセス(戸建て) 129,360円 3,300円 −5,000円 127,660円 約5,319円
ドコモ光(戸建て) 137,280円 4,950円 −10,500円 131,730円 約5,489円
BIGLOBE光(戸建て) 131,472円 3,300円 −35,000円 99,772円 約4,157円
ソフトバンク光(戸建て) 137,280円 4,950円 −21,120円 121,110円 約5,046円

※工事費は「24ヶ月以上使い、分割相当の割引を受け続ける」前提で0円として計算しています。途中解約時の残債は含みません。※ソフトバンク光の差し引き額は超おうち応援割880円×24ヶ月分で、おうち割 光セットを適用しない場合は440円になります。※BIGLOBE光の35,000円は課金開始月を1ヶ月目として12ヶ月目に受け取り手続きが必要です。

参考までに、GMO光アクセスの公式LPには初年度の実質月額として1ギガ戸建て4,973円(現金還元5,000円を反映)、10ギガ戸建て4,246円(同25,000円を反映)という掲載があります。10ギガの料金差については10ギガの料金比較にまとめました。

総額が安く見える回線ほど、条件が長い

この比較で一番大きい発見は、2年総額を下げている要素が「長い契約期間」と「後から受け取る特典」に集中していることです。BIGLOBE光の35,000円は12ヶ月目に手続きが必要で、対象月の2日から45日間を過ぎると無効になります。1ギガは3年契約のため、2年時点の解約ではマンション3,000円・ファミリー4,100円の違約金と、36回分割のうち残り12回分の工事費が請求されます。

ソフトバンク光の解除料は「解約時の契約プラン・回線タイプに応じた割引前の月額利用料金相当額」で、割引後ではなく割引前の額が基準です。ドコモ光の解約金は1ギガ2年定期でマンション4,180円・戸建て5,500円と明示されています。

一方でGMO光アクセスは契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金は0円です。残るのは工事費の分割残債だけなので、2年総額の見積もりが後からずれにくい構造といえます。ただし開通工事が必要で、賃貸で許可が下りない場合や開通まで待てない場合には使えません。その受け皿になるのが工事不要のGMOとくとくBB ホームWi-Fiで、月額5,082円・解約違約金なしで使えます。ただし2026年10月1日ご利用分から月額に一律605円(税込)が加算されると公式に告知されています(改定後の金額そのものは公式に明示がありません)。方式ごとの違いはホームルーターと光回線の比較で扱いました。

GMOとくとくBB光 公式サイトで料金を見る 口コミを見てみる

とくとくBBホームWi-Fiを公式サイトで見る 評判を見てみる

次に読むなら、割引を外した素の月額を並べた月額料金の比較、特典の受取条件をまとめたキャッシュバックの比較、住まい別に総額を見る戸建ての比較マンションの比較が続きです。

よくある質問(Q&A)

Q. 2年より長く使う予定なら、順位は変わりますか?
A. 変わります。工事費の分割が終わる36ヶ月目以降は月額がそのまま負担になるため、キャッシュバックの効き目が薄れて素の月額の差が前に出ます。割引が切れた後の額は月額料金の比較で確認できます。

Q. 工事なしで使いたいのですが、料金は高くなりますか?
A. ホームルーターは工事費がかからない代わりに端末代33,264円を36回に分けて払い、同額が毎月割り引かれる仕組みです。比較はホームルーターと光回線の比較にまとめています。

Q. 光回線の種類によって料金体系は違いますか?
A. 違います。フレッツ光は回線料とプロバイダ料の2階建てですが、光コラボは1本にまとまっています。光回線の種類の整理をご覧ください。

Q. スマホのセット割は総額に入れて考えるべきですか?
A. スマホ側の請求が下がるものなので、今回の光回線の総額には含めていません。キャリア別の割引額はスマホセット割の比較で扱っています。

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