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光回線の月額は、キャンペーンや期間限定の割引を差し引いた額で表示されていることがよくあります。割引はいつか終わり、そのあとは定価が残ります。この記事では特典を一切足し引きせず、各社が公式に出している「割引前の月額」と「割引が切れた後に戻る額」だけを並べました(2026年8月20日・21日確認)。2年総額で比べたい方は料金の比較のほうが目的に合います。
結論|割引を外すと、月額の差は月に数百円しかない
1ギガプランの割引前の月額(税込)です。工事費もキャッシュバックも含めていません。
| 回線 | マンション | 戸建て | この額の性質 |
|---|---|---|---|
| GMOとくとくBB光(GMO光アクセス) | 4,290円 | 5,390円 | 回線利用料もプロバイダ料も込みの一本料金。割引前後の区別がない |
| ドコモ光×GMOとくとくBB | 4,400円 | 5,720円 | 2年定期契約の額。定期契約なしは5,500円/7,370円 |
| BIGLOBE光 | 4,378円 | 5,478円 | 3年プランの額 |
| ソフトバンク光 | 4,180円 | 5,720円 | 2年自動更新プランの額。自動更新なしは5,390円/6,930円 |
| 楽天ひかり | 4,180円 | 5,280円 | 公式表示(税抜3,800円/4,800円) |
| J:COM NET 光(N) 1ギガ | 5,258円 | 5,808円 | WEB限定スタート割の適用前 |
今回比較した範囲では、割引を外した月額の幅はマンションで4,180円から5,258円、戸建てで5,280円から5,808円に収まります。広告で見える「実質○○円」ほどの差は、定価どうしでは開いていません。差がついているのは月額そのものではなく、契約期間・工事費の分割回数・キャッシュバックの受取条件のほうです。
この中でGMOとくとくBB光(GMO光アクセス)だけは性質が違い、基本工事費・フレッツ光回線利用料・プロバイダー利用料をまとめた一本料金として提示されています。割引が切れて上がるという構造を持たないため、「表示額がそのまま続く額」として読めます。
GMOとくとくBB光の料金を公式サイトで見る 口コミを見てみる
素の月額で比べる理由|割引は必ず期限つき
①割引の期間は公式に書かれている
ソフトバンク光の「超おうち応援割」は1ギガで880円×25ヶ月、10ギガで1,760円×25ヶ月です。25ヶ月を過ぎればこの割引は終わります。NURO光の2年割も戸建て2ギガで1,740円/月の割引が24ヶ月目までで、25ヶ月目からは月額基本料金の5,720円(戸建て2ギガ)に戻ります。マンション2ギガは25ヶ月目から4,235円です。割引期間の月額だけを見て比較すると、3年目以降の負担を見落とします。
②解約時の基準になるのは割引前の額
ソフトバンク光の解除料は「解約時の契約プラン・回線タイプに応じた割引前の月額利用料金相当額」と公式に定義されています。つまり割引後の安い額ではなく、定価が違約金の基準です。素の月額を把握しておく実務的な意味はここにあります。なお同社は2026年12月1日から既存料金プランの月額を一律330円改定すると告知しています。
③契約期間の縛りを外すと月額が上がる
ドコモ光は2年定期契約をやめると、マンションで1,100円、戸建てで1,650円上がります。ソフトバンク光は自動更新なしプランにすると、マンション・戸建てともに1,210円上がります。「違約金なしで使いたい」という希望に、月額の上乗せという形で値段がついているわけです。GMO光アクセスとNURO光は契約期間の縛り自体がなく、この上乗せが発生しません。
月額が1本にまとまっていない回線に注意
比較を難しくしているのは、月額表示の中身が回線によって違うことです。
| 回線 | 月額に含まれないもの | 金額 |
|---|---|---|
| フレッツ光(NTT東日本) | プロバイダ料が別途必要 | マンション・ギガラインタイプ3,355円〜4,455円/戸建て5,940円+プロバイダ料 |
| フレッツ光(NTT西日本) | プロバイダ料が別途必要 | 隼 マンション3,520円〜4,950円/戸建て5,940円。プロバイダは539円/月(BB.exciteの場合) |
| NURO光の新プラン | ホームゲートウェイが必須 | NURO 光(H)5,170円/NURO 光(M)4,180円に、月額550円が加わる |
| GMO光アクセスの10ギガ | 10ギガ対応Wi-Fiルーター | 月390円(1ギガは0円レンタル) |
フレッツ光のマンション料金に幅があるのは、同じ建物で見込める契約数によってNTT側がプランを決めるためで、入居者が選ぶことはできません。光コラボは回線料とプロバイダ料が1本になっているので、フレッツ光と比べるときはプロバイダ料を足してから並べる必要があります。この構造の違いは光回線の種類の整理で解説しています。
また、NURO光は2026年8月31日で現行プランの新規受付が終了し、9月1日から新プランの提供が始まると公式に告知されています。上の(H)・(M)は新プランの月額基本料金で、これが戸建て・マンションのどちらを指すかについては公式の明言がありません。
これから素の月額が動くサービス
2026年8月21日時点で、改定が公式に告知されているものを整理します。
| サービス | 改定日 | 内容 |
|---|---|---|
| ソフトバンク光 | 2026年12月1日 | 既存料金プランの月額を一律330円改定 |
| GMOとくとくBB WiMAX/とくとくBB ホームWi-Fi | 2026年10月1日ご利用分 | 月額に一律605円(税込)を加算。改定後の金額そのものは公式に明示なし |
| NURO光 | 2026年9月1日 | 現行プランの新規受付を8月31日で終了し、新プランへ移行 |
無線側については、2026年8月21日から9月20日までの解約なら契約解除料を無料にする措置も同時に告知されています。とくとくBB ホームWi-Fiの現在の月額は5,082円、GMOとくとくBB WiMAXは端末発送月770円・1ヶ月目以降4,961円で、いずれも解約違約金はありません。工事が通らない住まいで光回線と迷っている場合は、ホームルーターと光回線の比較で条件を並べています。
GMOとくとくBB光 公式サイトで料金を見る 口コミを見てみる
とくとくBBホームWi-Fiを公式サイトで見る 評判を見てみる
続けて読むなら、特典まで含めた総額で並べた料金の比較、受取条件を整理したキャッシュバックの比較、住まい別に見るマンションの比較が参考になります。
よくある質問(Q&A)
Q. 割引を含めた「実質月額」と、この記事の月額はどちらが正しいのですか?
A. どちらも公式の数字にもとづく計算ですが、前提が違います。実質月額は割引期間中の平均、この記事の額は割引が切れた後にも続く額です。総額での比べ方は料金の比較にまとめました。
Q. 工事なしで使える方式なら、月額は安くなりますか?
A. とくとくBB ホームWi-Fiは月額5,082円で、光回線のマンションプランより高い水準です。工事費がかからない代わりに端末代の分割が乗ります。ホームルーターと光回線の比較で条件を確認してください。
Q. 回線の種類によって月額の決まり方は違いますか?
A. 違います。光コラボは1本の料金、フレッツ光は回線料+プロバイダ料、独自回線はまた別の体系です。光回線の種類の整理をご覧ください。
Q. 10ギガにすると月額はどれくらい上がりますか?
A. 同じ会社の1ギガと比べて、マンションで月に1,650円から2,200円ほど、戸建てで550円から792円ほど上がります。内訳は10ギガの料金比較で扱っています。
