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光回線のテレビサービスは、月額で比べても差が出ません。今回調べた4サービスはいずれも月額990円(税込)で、内訳まで同じだからです。差がつくのは初期費用と提供エリアで、初期費用は6,380円から55,440円まで開きます。この記事では月額・初期費用・エリアの3点で並べます。金額は税込で、各社公式サイトで確認したものです(2026年8月20日・21日確認)。
結論|月額は4サービスとも990円。判断は初期費用とエリア
結論として、月額での比較はできません。ドコモ光テレビオプション、BIGLOBE光テレビ、GMOひかりテレビ、そして大元のフレッツ・テレビ(NTT東日本)が、いずれも月額990円(税込)で横並びだからです。
そのため判断材料は次の2つになります。1つ目は光回線の工事と同時に申し込むかどうかで、初期費用が数万円単位で変わります。2つ目は提供エリアと建物タイプで、光回線本体が使えてもテレビは使えない住所・建物があります。すでに使いたい光回線が決まっているなら、その回線のテレビサービスを同時に申し込む形になるので、実質的には「光回線をどこにするか」の判断とセットです。
ドコモ光×GMOとくとくBBを公式サイトで見る/口コミを見てみる
月額990円の内訳は4サービスとも同じ
内訳も伝送サービス利用料495円+テレビ視聴サービス利用料495円で共通です。
| サービス | 月額(税込) | 内訳 |
|---|---|---|
| ドコモ光テレビオプション | 990円 | 伝送サービス利用料495円+テレビ視聴サービス利用料495円 |
| BIGLOBE光テレビ | 990円 | 伝送サービス利用料495円+テレビ視聴サービス利用料495円 |
| GMOひかりテレビ | 990円 | テレビ伝送サービス利用料495円+テレビ視聴サービス利用料495円 |
| フレッツ・テレビ(NTT東日本) | 990円 | 伝送サービス利用料495円+テレビ視聴サービス利用料495円 |
ドコモは公式に「2025年12月1日より『ドコモ光テレビオプション』の月額料金を825円(税込)から990円(税込)に改定いたしました」と記載しています。スカパーJSATのテレビ視聴サービス利用料の改定に伴うもので、現在の990円は改定後の金額です。古い記事に825円と書かれていることがあるので、金額を見比べるときは改定の前後に注意してください。
また4サービスとも「NHK受信料および有料BSデジタル放送の視聴料は月額使用料に含まれません」と明記しています。BIGLOBEとフレッツは「家じゅう何台でも月額料金は同じ」としており、台数で月額は増えません。増えるのは月額ではなく、接続工事の初期費用のほうです。
初期費用は「いつ申し込むか」で大きく変わる
4サービスとも、光回線の工事と同時に申し込むと安く、あとから単独で申し込むと高くなる構造です。
ドコモ光テレビオプション(税込)
| 区分 | 光回線の派遣工事と同時に新規申込 | テレビオプションのみ新規申込 |
|---|---|---|
| 基本工事料 | 3,300円 | 11,550円 |
| テレビ接続工事料(1台まで) | 7,150円 | 7,150円 |
| テレビ接続工事料(2〜4台) | 25,080円 | 25,080円 |
| テレビ視聴サービス登録料 | 3,080円 | 3,080円 |
| 契約事務手数料 | 0円 | 2,200円 |
| 合計(1台) | 13,530円 | 23,980円 |
| 合計(2〜4台) | 31,460円 | 41,910円 |
別途、ドコモ光そのものの工事料と契約事務手数料がかかります。すでにフレッツ・テレビを使っていてドコモ光へ転用する場合は工事料が発生しません。5台以上の接続は別途費用です。
BIGLOBE光テレビとGMOひかりテレビ(税込)
| 項目 | BIGLOBE光テレビ | GMOひかりテレビ |
|---|---|---|
| 視聴サービス登録料 | 3,080円 | 3,080円 |
| 基本工事費・伝送サービス工事 | 基本工事費3,300円 | 回線工事と同時なら伝送サービス工事3,300円/転用・事業者変更時や回線契約中の新規工事は基本工事費8,250円+伝送サービス工事3,300円 |
| 接続工事(テレビ1台まで) | 7,150円(自分で接続する場合は0円) | 単独工事7,150円 |
| 接続工事(複数台) | 3台まで19,800円/3台超は1台ごと5,500円 | 共聴工事19,800円 |
| その他の工事 | 端末設定工事2,200円/テレビ端子接続工事2,000円/同軸ケーブル新設工事2,200円 | 端末設定工事5,500円/新4K8Kアダプタ設置4,950円/ブースター内設置・隠蔽配線0円 |
回線工事と同時に申し込む場合、GMOひかりテレビは伝送サービス工事3,300円+登録料3,080円=6,380円が入口の金額です。転用や事業者変更のときにGMOひかりテレビを継続する場合は、伝送サービス工事・テレビ接続工事・利用登録料がすべて0円になります。
BIGLOBE側には特典があり、BIGLOBE光テレビの同時申込で15,000円のキャッシュバック、およびテレビ接続工事費19,800円が無料になる案内が出ています。ただし条件があり、「BIGLOBE光テレビ申し込みと同時に『スカパー!』を新規申込のうえ、1,980円/月以上の対象商品を申し込んだ場合」というスカパーJSAT主催の特典です。キャッシュバックはテレビ工事完了月を1カ月目として25カ月目の受け取りで、回線のキャッシュバックとは別に受け取り手続きが要ります。
フレッツ・テレビ(NTT東日本・税込)
| ケース | NTT東日本のホームページから申込 | 上記以外から申込 |
|---|---|---|
| 自分でテレビに接続(屋内同軸配線なし) | 29,260円 | 30,360円 |
| テレビ1台までの接続等工事 | 36,410円 | 37,510円 |
| テレビ4台までの接続等工事 | 54,340円 | 55,440円 |
内訳には光回線そのものの契約料と初期工事費が含まれ、土日休日工事は3,300円の追加になります。光回線をこれから引くところから数えるとこの金額になるため、すでに光コラボを使っている人が同じ数字で比べると過大になります。
ドコモ光×GMOとくとくBB 公式サイトで条件を確認する提供エリアは光回線本体よりさらに狭い
ここが見落としやすい点です。光回線が使える住所でも、テレビサービスは対象外ということがあります。
| サービス | 提供エリアの記載 |
|---|---|
| ドコモ光テレビオプション | NTT東西の「フレッツ・テレビ」と同じで、2023年3月現在37都道府県の一部地域。戸建ては東西とも契約可、マンション(光配線方式)は東日本エリアのみ |
| BIGLOBE光テレビ | 東日本14エリア、西日本23エリアの各都道府県の一部地域。東日本ではマンションタイプは光配線方式のみ。宮城県・山形県・岩手県エリアはマンションタイプでの利用不可 |
| GMOひかりテレビ | 東日本は戸建・マンション(光配線方式のみ)、西日本は戸建タイプのみでマンションタイプの提供なし。宮城・山形・岩手はマンションタイプ不可 |
いずれも「サービスエリア内であっても、設備などの状況によりサービスを提供できない場合があります」と注記されています。集合住宅に住んでいて西日本エリアなら、GMOひかりテレビはそもそも選べません。建物と方式の関係はマンションの光回線の比較で整理しています。
法人契約にも制限があり、ドコモは「法人のお客さまについては、NTT東日本・NTT西日本の『フレッツ・テレビ』をご契約中で、『ドコモ光テレビオプション』に転用されるお客さまのみご契約になれます」、GMOは「法人のお客さまは新規にお申し込みになれません」としています。法人の回線選びは法人向け光回線の比較で扱っています。
ドコモ以外のキャリアを使っているなら
ドコモ光テレビオプションを選ぶ場合、スマホのセット割はドコモ回線が対象です。au・UQを使っているなら、今回の比較対象のうちauスマートバリューとUQ mobile自宅セット割に対応しているのはBIGLOBE光で、いずれも最大1,100円/月の割引、BIGLOBE光電話の申し込みが条件です。テレビサービスも用意されているので、キャリアが違う場合はこちらが対応します。
アンテナと比べるときに確認すること
光回線のテレビサービスとアンテナのどちらが安いかは、この記事のデータだけでは出せません。アンテナの設置費用は各社の公式サイトに記載がなく、今回は取得していないためです。建物の形状、屋根の高さ、必要な機材、地域の電波状況で金額が変わる性質のものなので、施工業者の見積もりで確認してください。
そのうえで、比べるときに数字をそろえておきたい項目は次の4つです。
- 初期費用:光テレビは6,380円〜55,440円(申込方法と台数による)。アンテナは見積もり
- 月額:光テレビは990円。アンテナは0円だが、NHK受信料は双方に別途かかる
- 台数を増やしたときの費用:光テレビは月額据え置きで接続工事費が増える(複数台で19,800円〜25,080円)
- やめるときの費用:光テレビは解約月の扱い(フレッツ側は視聴サービス利用料が日割りにならない)、アンテナは撤去費用
光回線とセットで契約する以上、テレビだけを別で判断する意味は小さく、回線の総額に足して見るのが実際的です。総額の作り方は光回線の料金の比較にまとめています。
次に読むなら、回線の区分を押さえる光回線の種類の整理、金額の作り方の料金の比較、戸建てなら戸建ての光回線の比較の順が読みやすい並びです。
よくある質問(Q&A)
Q. 月額が同じなら、どれを選んでも変わりませんか?
A. 月額は同じですが、初期費用とエリアが違います。契約中の光回線があるなら、その回線のテレビサービスを選ぶのが初期費用の面で有利です。あとから単独で申し込むと基本工事料が上がります。
Q. 工事なしでテレビも見られる方法はありますか?
A. 光回線のテレビサービスは同軸配線の工事が前提です。工事そのものを避けたい場合はインターネット回線を無線にする形になりますが、テレビサービスは付きません。回線の選び方はホームルーターと光回線の比較をご覧ください。
Q. 料金で選ぶには、テレビ分をどう足せばいいですか?
A. 回線の総額に「990円×利用月数+テレビの初期費用」を足します。計算の手順は料金の比較記事で示しています。
Q. 回線の種類によって、テレビサービスの有無は変わりますか?
A. 変わります。今回テレビサービスを確認できたのはフレッツ光の設備を使う光コラボ系で、独自回線やケーブルテレビ系は別の仕組みです。区分は光回線の種類の整理をご覧ください。
Q. 自分の住所が対象かどうかは、どこで分かりますか?
A. 各社の提供状況の確認画面で住所を入れて調べます。提供可否は住所と建物によって変わり、エリア内でも設備の状況で提供できない場合があると各社が注記しています。申し込み前に公式サイトでご確認ください。
